住宅造りのフロチャート

さて、皆様は住宅が欲しいと考えた時、何から始めたらよいか分かりますか?
これが真剣に考えれば考えるほど、何から始めたらよいか分からないものです。
そこで今回は住宅造りの計画の立て方を書きます。スタートは建てられる方で違います。

 

既に土地を持っている方、既存の住宅に増築する方、土地を求めて住宅を建てる方等いろいろあります。
最後の方のことを業界用語で【一次取得者】と言います。この方の進め方を説明します。
まず第一にすることは、総体資金を決めます。
自己資金と借入資金に分かれると考えます。
借入資金は収入と既存借入(例えば既に車のローンがある等)によって借入可能額が決まります。

 

収入は夫婦、同居親子のものが対象となります。
これらの収入証明書(前2年分)を持って、金融機関の方と相談されると分かります。
又、借入可能額を知ると同時に、その為の借入費用を確認することが大切です。
全体の資金総額が分かったならば、次にこれを土地代・建物代・家具代・外構工事代・諸経費に分けます。
土地に係る費用(土地代と取得費用)は取扱い不動産業者にお訊ね下さい。

 

建物代と外構工事代は、建築業者に希望を伝えて相談して下さい。
家具代ですが、この中で気を付けなければならないのは、照明・カーテン・冷暖房器具代が建物代に入っているのかいないのかを明確にしておく必要があります。
これは建築業者に確認しておくことです。

 

最後に諸経費ですが、この中には建物の登記料・引越代・建物契約印紙代・地鎮祭棟上祭費等が考えられます。
しっかり積算しておくことが大切です。

 

これら諸々の計画を立てるのが【面倒だ〜】と言う方は、建築業者にまとめて相談に行かれることをお勧めします。
今回は少し長くなりましたが、皆様良い家を造って下さい。                   次回へ続く